ワイン用天然コルクの新しい代替品 アルデアシール

ワイン用天然コルクの新しい代替品 アルデアシール

イタリアの「アルデアシール(ArdeaSeal) 社」の新しい合成コルク

イタリアの「アルデアシール(ArdeaSeal) 社」の新しい合成コルクを, 今までの天然コルクの代替品として使用する生産者が増えてきています。一部の生産者がこれまでの天然コルクから新しい合成コルクに変え始めています。特に熟成型の高級ワインに多く見られ。ロマネコンティも使っているなど、国際的に高い信頼と評価を得ているようです。

アルデアシール

これにより将来的なコルクの劣化やコルク臭(ブショネ)を気にする必要がなくなり、ヴィンテージもののコルク交換も不要になります。天然コルクによるワインへの悪い影響を防ぐことができます。

テクノポリマーといわれるスチレン系樹脂製で三部構造(骨組みにあたるシャシ、ワインに直接触れるシールド部分、合成コルク本体のボディ)になっています。気密性が高く、それでいて微妙な通気性があり、天然コルクのようにゆっくりと瓶熟成します。

天然コルクと同じ利点を持ちながら、天然コルクの弱点をカバーできる代替品になるという、夢のような未来のコルクです。

通常のワインオープナー(コルクスクリュー)でコルクと同じように開けることができます。再度コルクを閉めるときはコルクを逆さにして閉めてくださいとあります。

高級オリーブオイルにも使われているようです。コルクとしてはまだとても高価なようで、今のところ高級ワインにしか採用されていません。今後熟成されて、市場に出てくるヴィンテージワインに期待できますね。20年~30年後の古酒のコルクを抜くのが楽になる日が来るかもしれません。

アルデアシール社サイト
なぜブルゴーニュワインは天然コルクにこだわるのか?
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珍しいピュリニ・モンラッシェの赤をテイスティングしました

この新しい合成コルクを初めて見かけたのが、先日の中村友美先生のPOCKET WINE SCHOOL、ブルゴーニュ講座です。

今回テイスティングしたのはピュリニ村 (Puligny) にあるドメーヌ・ジャン・パスカル・エ・フィス (Domaine Jean Pascal & Fils) の6本です。このドメーヌは本職はぶどうの苗木を販売しているそうで、兼業としてドメーヌも手掛けています。実はブルゴーニュの生産者は小さなところが多く、村長や弁護士など兼業されている方が多いそうです。

昔はピュリニ・モンラッシェ (Puligny-Montrachet) の大部分の畑で赤用のピノノワールを植えていたのですが、今はご存知の通り白の銘醸ワインで有名な村になり、ほんの少しだけ(生産量の0.4%) 赤ワインを生産しているようです。

ブルゴーニュ 名醸白ワインのコート・ド・ボーヌ

コートドボーヌ地図

ピュリニ・モンラッシェはムルソーの南に位置する村で、世界最高峰といわれる辛口白ワイン「ル・モンラッシェ」で有名な村です。生産量の半数がネゴシアンが買い占め、ドメーヌは非常に少なく、特級畑が4つ、一級畑が24と高価なワインが多いこともありあまり市場では見かけません。すぐ近くのシャッサーニュ・モンラッシェ(Chassagne-Montrachet)に比べると日本のワインショップであまり見かけません。

今回のブルゴーニュ講座では、ピュリニ・モンラッシェの村名白(2016年)が1本と村名赤を2本(2014, 2013年)をティスティングしました。

テイスティングした結果、一番美味しいと感じたのは2016年の白でした。もちろん赤も素晴らしかったのですが、赤で有名な産地と比較すると、やはり白が際立ってよかった印象です。2016年とまだ若いミレジム(ビンテージ)の白ですが、ミネラルの香りが豊かで柑橘類やリンゴの香りがバランスのよいワインでした。まだまだ熟成しそうです。

とはいえ、大変珍しいピュリニ・モンラッシェの赤をテイスティングできたことは、大変よい経験になりました。アタックが柔らかい繊細な赤ワインでした。

こちらのポケットワインスクールの講座はいつも少人数で、和気あいあいと、何でもすぐに質問できるのが魅力です。しかも、毎回とても珍しいワインを5~6種類、贅沢にテイスティングさせていただけます。その時にワインに合わせて、中村先生のお手製のお料理までサービスされます。

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