1875年に建築家シャルル ガルニエがナポレオン3世の命により完成させた歌劇場、パリを代表するネオ・バロック様式の歴史的建造物。現在も小規模オペラ、クラシックコンサートやバレエ公演が行われています。その壮麗な建築美を眺めるだけでも十分に訪れる価値があります。オペラ座は際立って豪華絢爛な建物です。
フランスのガストン ルルーの小説「オペラ座の怪人」の舞台になっています。地下に巨大な貯水池があります。中世以降パリの建物建設のために地下の石灰石を長年切り出して使用しており、地下の採石場がこのオペラ座の下にもあり、巨大な迷路とになっていて、そこに地下水がたまり巨大な池になりました。物語はこの地下の水路に住み着いた怪人が若いオペラ歌手に恋をしたことから始まります。
オープン当初から150年を経た今でも、公演の鑑賞以上に昼間の劇場見学が大人気で行列ができています。ガルニエが貴族や資産家の社交場として女性がこの時とばかり華やかに装うようにとゴージャスで豪華さが際立つ空間になっています。
大階段(グランエスカリエ Le Grand Ecalier)
最初に大広間を通って見学で見るのは有名な大階段。入口の大広間は天井が低く、対比的にこの大階段は高さ30mの吹き抜けになっており、階段は白い大理石でできている。大階段は踊り場から左右に分かれてロビー、観客席に続いている。大階段から見上げると天井にはアポロンを描いた明るい絵画が飾られています。

パリ オペラ座 大理石の大階段

パリ オペラ座 大階段から見た天井
馬蹄型の劇場とシャガールの天井画
2年前に行ったときは見学できなかったのですが、今回は劇場の内部を見ることができました。客席は5階建てで約2000席、舞台は450人を受け入れられるヨーロッパ最大の規模です。伝統的なイタリアの馬蹄型、舞台に向かってU字になっている観客席です。内装は金と赤の2色で統一されていて、イメージは宝石箱です。
1964年に完成した画家マルク シャガールによる天井画「夢の花束」とその下のシャンデリアはガルニエがデザインしたもの。天井画には凱旋門やヴァンドーム広場、エッフェル塔にモンマルトルなど、パリの主だったモニュメントがちりばめられています。

パリ オペラ座 マシャガールによる天井画「夢の花束」
大休憩室(グラン フォワイエ Grand Foyer)
観客席と大階段を挟んだ反対側にある広間のうち、もっとも豪華なのがグラン フォワイエと呼ばれる細長い空間です。鏡や窓の効果もあって実際以上に広く見えます。 幕の間の休憩の時にシャンパーニュ片手におしゃべりするところ。なにもかもキラキラと輝いて息を吞むほど豪華です。
現在でもオペラ座主催の晩餐会が開かれ大統領などが出席することもあります。

パリ オペラ座 大休憩室
まとめ
地下鉄のオペラ駅は買い物にも便利なところで、パリに行くと必ず前を通るところです、近くのギャラリーラファイエットに買い物ついでに見学することができます。2回見学しましたが、2回目に劇場に入れたのは感動的でした。一生に一度でいいから、ロングドレスでおめかししてバレエを見に行きたいと夢に見ています。
オペラ座の怪人は映画やミュージカルになっていて、特に映画はこのオペラ座の大階段などが舞台になっています。劇場のシャンデリアが落下する実話をもとにした物語です。













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