イタリアの写真立て専門ブランドのご紹介です。
目次
バイヤー時代にドイツの展示会「Ambiente」で出会ったブランド、イタリア 「ナタリーニ社」
古くから象嵌細工(ぞうがんかこう、Inlay インレイ)を施した家具の生産で有名な、イタリア ミラノ中心部から北東に約60km、アルプスの麓、ロンバルディア州のベルガモ地方に1979年設立されたナタリーニ社では昔ながらの手仕事によるフレームを制作しています。 フォトフレームが1,000種類ほどある家族経営のメーカーです。
象嵌は「象」=模る「嵌」=はめるという意味で、一つの素材に異なった素材を嵌め込んで模様を描く技法です。ナタリーニ社のものはアンティーク家具などで使われている木工象嵌です。化粧張り用の薄板に象嵌しています。
当社輸入販売の、イタリアでも人気のBiantoシリーズ
フレームが主張しすぎず、写真を引き立てるソフトな色合い、それでいてディテールは高級感があるところが人気
パリの展示会 2018年9月「Maison et Objet」のナタリーニのブースです。驚くほどたくさんのフォトフレームの種類があります。
手仕事のぬくもりが感じられるナタリーニのフォトフレーム
フレームの表側は真珠層、裏側は高級感漂うソフトベルベット
プレゼントに、お祝いに, お返しに大変喜ばれます。大切に飾りたい思い出の写真がたくさんあり,フォトフレームはいくつあってもいいですね。お部屋のインテリアとしても活躍します。
サイズ違い、色違いで複数購入される方が多くいらっしゃいます。
デジタルの時代でも、大切な思い出は伝統のお気に入りの写真立てに飾りたいと思います。
当社が輸入販売するシェルシリーズ
画像に使っているマリア様はフランス人の画家、デザイナー Jean Gouldenの作品の写真
写真立てに入れているのは、アールデコ様式でキュービスティックなフォルムのエナメル装飾のボックス、トレイ、花器、置時計作品などで知られるフランス人の画家、デザイナー Jean Goulden (1878-1946)の作品をポストカードにしたものです。あまり作品数が多くなく、エナメル装飾のプレート絵画、水彩や油彩画があります。エナメル装飾の宝石箱が有名です。
下記が作品
まとめ
初めて展示会で見た時は、こんなにたくさんの写真立ては見たことがないと思うくらいたくさんあり、ヨーロッパの写真文化を感じました。職場のデスクでも、お家のリビングでも必ず家族の写真がたくさん飾ってあります。それだけ写真立ての需要は高いと思いました。デジタルの時代だからこそ、日本でもおしゃれな写真立ての需要はますます高くなっています。
コメントを残す