大好きな津軽びいどろのクラフトガラスのご紹介です。
青森の伝統工芸、津軽びいどろ
はじまりは海で使う漁業用のガラスの「浮球(うきだま)」造りからはじまりました。その浮球は黒潮に乗って,遥かアメリカ西海岸まで流れ着いたこともありました。
時代が変わり、プラスチック製の浮球が主流となりました。浮球の代わりに食器や花瓶の生産に徐々にシフトしていきました。
長年の浮球製造で培った「宙吹き」の技法を用いて、青森の自然をイメージさせるハンドメイドガラスの創作に取り組み「津軽びいどろ」が誕生しました。「びいどろ」はポルトガル語のVidro(ヴィードロ)でガラスを意味します。
熟練の職人「匠」達のガラスへの思いが融合した、酒器や花器
津軽びいどろで使われるのは主に「宙吹き」という技法です。型や機械を使わずに、棹を回しながらガラスを吹くものです。もちろんこの技法を習得するには長年の経験が不可欠です。
今日では100通りもの色彩があり、グラスや花瓶など様々な商品が造られています。その美しさから日本のみならず海外にも人気があります。
津軽びいどろの酒器を使うと、さらにお酒が美味しく感じます。ワイン同様、グラスで味が変わります。
人気の酒器セット
花瓶や水盤などの花器もあり、画像の水盤は津軽びいどろの花器を使ってお花を生けました。涼しそうな薄いブルーのお気に入りのガラスの花器です。
まとめ
美しいガラスの酒器や花器を見ると、とても涼しく感じるので、夏には好んで使います。手作りの良さが感じられ、その美しさにうっとりと眺めてしまいます。
合わせて読みたい記事
コメントを残す