30年前の辻調のフランス料理の本のシリーズで独学をしていて、起業して時間ができたので、お料理を習い始めました。
長年の夢だったお料理教室に通い始めました
会社員時代は仕事や子育てに忙しく、時間の余裕もなかったのですが、ワインとのマリアージュの追求のために、正式にフランス料理を習うことにしました。
自己流で本やクックパッドを片手に今までお料理していましたが、習い始めると色々と発見があり、奥も深く、あっという間に時間は過ぎました。
料理研究家の川上文代先生のお料理教室「デリスドキュイエール」です。
お料理の本を100冊以上かかれている辻調理師専門学校出身の先生です。フランス料理、イタリア料理を主に教えてらっしゃいます。
1回の講習で前菜、メイン、デザートと3品を習うのですが、今回印象に残ったのがデザートの黒すぐり風味のポンパドゥール夫人(Marquise au cassis マルキーズ オ カシス)でした。
ルイ15世第一愛妾として有名なポンパドゥール夫人のデザートです。
スカートの部分がカシスのムースになっていて、中はスポンジが何層にも重なっています。上半身のお人形はセラミック製でスカートの上にのせて飾ります。日本のようにお砂糖で造ったお人形でないところが、フランスの歴史を感じます。
「マルキーズ人形」はAmazonでも購入することができます。マルキーズ人形はそれぞれに顔の表情が異なり、個性があることがわかりました。自分でも是非気に入ったものを探したいと思います。
お道具のポイントはスカート部分のボールと上に乗せる人形の大きさや形のバランスを合わせることです。お料理のポイントはゼラチンを使ったカシスのムースの硬さです。
カシスのムースはちょっと酸味があり、甘すぎず、至福の試食タイムでした。
カシスのムースを作るのに欠かせないカシスのピューレは富沢商店というお店で「フルティエ ピューレ」の冷凍品を購入できます。
広尾のデリスドキュイエール、川上先生から直接熱い指導が受けられる
渋谷にある川上文代先生のお料理教室はとても広く、大きなキッチン、数えきれないほどのキッチン用品、たくさんのお皿がありました。知らなかった料理道具もたくさん発見し、ワクワクしました。
(バイヤー時代に調理道具も少しだけ担当していたのですが、それでも発見がたくさんありました。)
2019年6月、広尾のお教室に移転し、少人数でこじんまり、より川上先生と近く講習を受けられるようになりました。
講習はとても丁寧にポイントをつかんで教えてくださいました。小人数で広いお教室だったので、とてもゆったりと講習を受けることができました。おすすめの料理教室です。
川上文代先生はとても素敵な黒の調理服を着ていらっしゃいました。腰にぶら下げていたキッチンタオルがとても印象的でした。常にぶら下げて、手を拭くのに使用されていました。
Home & Kitchen Onlineでも大判キッチンタオルを販売しています。様々な用途にご使用いただけます。
ちなみに鴨のオレンジソースはお教室行く前と、行った後です(before, after)
before
after
まとめ
色々な意味で、プロから習うのは違うと実感です。だんだん慣れてきて、自分で少しアレンジすることもできるようになりました。珍しい食材、調味料、調理器具、盛り付けなど本当に学ぶことがいっぱい。
通い初めて2年になります。今では毎月楽しみです。もちろんお教室の後は、自宅で必ず復習します。
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