人気のシャブリ、おすすめは1級(1er cru)
日本の辛口白ワインの代名詞になっているシャブリですが、ますます人気が高まっています。
シャブリ好きは村名では物足りないのか、最近は一級畑(1er cru)も人気が出てきました。
Home & Kitchen Onlineに7月に入荷したばかりのシャブリ 1級、シャトー ドゥ ヴィヴィエール Vaucopins (ヴォーコパン)をご紹介します。
シャブリ、Vaucopins (ヴォーコパン)
シャブリ地区はシャブリの真ん中を通るスラン川を挟んで小さな谷となだらかな丘陵が広がります。このスラン川の東側の方が日当たりがよく、上質なシャルドネができます。
Vaucopins (ヴォーコパン)はスラン川の東側、グランクリュ(特級)の畑が集まるところにより近いところに位置します。
シャトー ドゥ ヴィヴィエール(Château du Viviers)は、フランスの歴史的建造物の補足目録に記載されており、ブルゴーニュ、シャブリ地区の有名なぶどう畑の中に、17世紀初頭に建設されたお城です。Château du Viviersの白ワインはルイ15世(Louis XV)とマリー レクズィンスカ(Marie Leczinska)の結婚式で提供されたことで有名になりました。今日でもワインコンクールで金や銀のメダルを受賞しています。
歴史的建造物に認定されているアンシー・ル・フラン城(Ancy-le-Franc)は16世紀にイタリア人建築家による設計で、そこからさほど遠くありません。残念なことに1905年にChâteau du ViviersとViviers村の資料館が破壊されてしまい詳細は残されていないのですが、Ancy-le-Franc の君主がフランスらしいテイストを加えてChâteau du Viviersを設計したといわれています。
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シャトー ドゥ ヴィヴィエール(Château du Viviers)を訪ねて
現在のシャトー ドゥ ヴィヴィエールの所有者が私の昔からの友人で、昨年シャトーを訪ねてきました。写真は広いお庭の正面ですが、お城の反対側に広大なぶどう畑が広がっています。
お部屋の壁には一面にタペストリーが掛けられていました。もちろん訪ねたときにはこのシャブリ1級 シャトー ドゥ ヴィヴィエール Vaucopinsをごちそうになりました。
シャープな品の良い酸味や際立ったミネラル感のあるシャブリ プルミエ クリュは暑い日にはぴったりの辛口白ワインでした。
エチケット(ラベル)にもシャトー ドゥ ヴィヴィエールの絵がプリントされています。
1階のサロン
宿泊した2階のお部屋
2024.3月再訪、裏のぶどう畑の上から左にシャトーヴィヴィエール、右に村の教会
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