ルイラトゥール シャトー コルトン グランセを訪ねて

corton-Grancey-シャトーコルトングランセ

2019年6月にルイラトゥール社(Louis Latour)シャトーコルトングランセ(Chateau Corton Grancey)を訪問する機会に恵まれました。

ボーヌの有名ネゴシアン ルイラトゥール

ブルゴーニュでもクオリティの高さで評判の高いルイラトゥール社は大手ネゴシアンとして有名ですが、同時に48haのすばらしい自社畑を所有している生産者でもあります。ルイラトゥールは18世紀末から200年以上も続く家族経営で、現在の当主は7代目。特級畑の所有面積はブルゴーニュで最大規模と言われています。

作り方は昔ながらの方法で、赤ワインは100%除梗、木桶で発酵、16-18カ月樽熟成、新樽率は33%以上で、特級は新樽率100%。ルイラトゥールの赤ワインは長期熟成で知られています。

またルイラトゥールの名声や繁栄は白ワインがもたらしたといってもいいくらい、コートドールの白ワインの生産量の約10%を占めています。

特に特級コルトンシャルルマーニュは10haの特級畑を所有しルイラトゥールの名を有名にしました。またコルトンシャルルマーニュの「生みの親」と言われているのは、1764年フィロキセラの被害の時にピノノワールが植えてあったところをシャルドネに植え替えたことで、世界的に有名な今のコルトンシャルルマーニュが誕生したからです。

ルイラトゥール社の哲学は自然の遺産を守りながら、土壌をベストの状態に保ち、ぶどうを理想的な環境で育て、毎年最高のワインを造ることです。(アサヒビールのHPから)

ルイラトゥールのワインは赤も白も、繊細でエレガント、バランスのとれた味わいが特長です。

シャトーコルトングランセ

コルトンの丘にある、200年以上も前に建てられたルイラトゥール社のシャトーコルトングランセを訪ねました。

同行していたワインの師匠、de Grancey氏の苗字が同じ「Grancey」なので、もしかしたらその昔、シャトーを所有していたグランセ伯爵の遠い親戚かもしれないと考えたからでした。フランスではとても珍しい苗字です。ちなみに苗字の前にde またはd’が付くのは旧貴族の名残です。

de Grancey氏はノルマンディの出身ですが、はっきりはわかりませんが、ルーツはブルゴーニュ地方にあったかもしれないとのことです。ボーヌにはRue du colonel de Grancey(グランセ大佐 通り)という名前の通りがあります。

ルイラトゥール社は日本ではアサヒビールが輸入元、今回輸出担当の方のご厚意で案内いただいたのは非常に幸運でした。

醸造所は清潔に整理されていて、昔ながらの木桶を使用していました。また自家製の木樽を使用している数少ないドメーヌです。エントランスに木樽が飾ってありました。

地下がカーブ、2階以上が醸造所になっていました。ぶどう畑に隣接し、収穫後すぐに醸造できるようになっています。19世紀末ルイラトゥール社が買収してからシャトーは重力ですべてのワインの醸造工程ができるように設計しなおしました。木桶の上にある橋のようなものはその一部です。コルトンの赤ワイン、白ワインはすべてこのシャトーで造られているとのことです。

2015年ヴィンテージ、ピノノワールとは思えないくらい骨格がしっかり、黒い果実の香り。スパイシーでタンニン、酸も感じ、まだまだ熟成しそうです。牛フィレ肉のロッシーニ風ステーキを合わせて。フォアグラに合いました。

ドメーヌ・ルイ・ラトゥール シャトー・コルトン・グランセ グラン・クリュ 2015年 750ml

ルイラトゥールの自社畑

特にコルトンの特級畑を多く所有しており、「コルトンの帝王」ともいわれています。

Romanee St-Vivant Les Quatre Journaux 特級 コートドニュイ赤
Chambertin Cuvee Heritiers Latour 特級 コートドニュイ赤
Chateau Corton Grancey 特級 コートドボーヌ赤
Corton Clos de la Vigne au Saint 特級 コートドボーヌ赤
Beaune Les Vignes Franches 1級 コートドボーヌ赤
Pernand-Vergelesses Ile de Vergelesses 1級 コートドボーヌ赤
Aloxe-Corton Domaine Latour 村名 コートドボーヌ赤

Chevalier-Montrachet Les Demoiselles 特級 コートドボーヌ白
Corton-Charlemagne 特級 コートドボーヌ白
Pommard Les Epenots 1級 コートドボーヌ赤

Givry 村名 コートシャロネーズ赤

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まとめ

訪問したときは丁度ぶどうの花が咲き始めたときでした。雨上がりでぶどう畑は濡れていました。

広大なコルトンの丘のぶどう畑の真ん中にシャトーがありました。48haというのはブルゴーニュにとっては非常に大きな面積で、しかもほとんどが特級か1級というのは驚きです。間違いなくブルゴーニュの質の高い作り手の一人です。

師匠のde Grancey氏のワイン好きはルーツからくるのかもしれないと思いました。

80歳のde Grancey氏

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