映画「ブルゴーニュで会いましょう」、ブルゴーニュのドメーヌ家族とワイン造りを描いています

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コルトンの丘にある老舗ドメーヌ、ワイン造りの継続の難しさを描いています

2015年に製作されたフランス映画、原題は 「Premiers Crus (プルミエール クリュ)」です。ブルゴーニュワイン好きにおすすめの映画をご紹介します。
アロース コルトン 1 級(Aloxe Corton 1er cru)をはじめコルトンの丘にぶどう畑を持つ歴史あるドメーヌ(ワイン農家)の家族の葛藤を描いた映画です。コルトンの丘が四季を通じて美しく描かれています。

印象的だったのはボルドーは非常に商業的で「ワインの醸造よりマーケティングを重視している」、と主人公の父親が批判するシーンです。スーツ姿のカタログをもったボルドーのワイナリーの人を追い返してしまいます。ボルドーのワインが大きな規模のビジネスであり、反対にブルゴーニュでは家族経営的な小さな農家でワインが造られているところです。そして何よりも小規模のドメーヌがそれぞれに個性を持ち、他の真似をしないことで、隣の畑なのに異なる出来栄えとなることが描かれています。

家族経営のドメーヌの問題として、後継者の問題財政困難などがあります。父と息子の葛藤など、いかに代々ドメーヌを継続していくことが難しいかが理解できます。そして農家であるがゆえに、ぶどう畑を手放すことは絶対に避けたいと考えます。ブルゴーニュ地方には多くの家族経営のドメーヌがあり、それぞれに同様の問題を抱えています。

若い世代が継承していかなければ、将来的にはボルドー同様、大きな企業や外国の資本が入る可能性もあります。その場合、今のようなドメーヌごとにある個性が表現できるか?疑問が残ります。
なぜなら、その個性こそがブルゴーニュワインの特徴であり、魅力だからです。

代替わりして、味わいが大きく変わったドメーヌも最近は多くなりました。個性が出る分、味わいの差が大きく、競争も激しくなっています。映画にあるように、ワイン評論家の評価が売上に大きく影響することもよくあります。また、コンサルタントを入れているところもあります。女性醸造家も増えつつあります。

「コルトンの丘」はコート・ド・ボーヌで唯一赤と白の2つのグランクリュ

ブルゴーニュワインとボルドーの6つの違い

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ワイン評論家として成功し、ワインの醸造にチャレンジする姿

 

主人公は、パリで一流のワイン評論家として成功しましたが、倒産の危機にある実家のドメーヌを1年で再生させるという難しい仕事に着手します。

試行錯誤しながら、周囲の意見を聞き入れ、独自の方法で素晴らしいワインを造ります。今まで中途半端に新しい技術を採り入れたことで、それまでの味わいの良さが充分出ていなかったワインから、主人公の祖父が作った古典的ワインを再現しようと試みます。

耕耘機を使わずに馬で畑を耕したり、機械を使わずに脚でぶどうを踏んでみたり。樽を使わずに、つぼを使ったり。ワイン評論家として成功している主人公はその味覚の才能から、素晴らしいワインを造ることに成功します。

一番大切なポイントは収穫時期の判断であることがわかります。 昨年9月の収穫時期にブルゴーニュを訪問した時も、現地のドメーヌでは収穫の時期の話題でいっぱいでした。
このちょっとした違いが個性になってワインの味わいに表現されることがわかります。

一つとして同じワインはないともいわれる、ブルゴーニュワインの魅力です。

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