フランスの最も美しい村の1つに認定されている、ブルゴーニュ地方ヨンヌ県の小さな村ノワイエ(Noyers)の紹介です。シャブリに近く、シャブリ訪問の際は是非立ち寄ってください。
コロンバージュ(木骨組み)の古い建物が残る中世の村
ノワイエ シュル スラン(Noyers-sur-Serein)と呼ばれるこの村は木組みの家、石畳など中世の趣がそのまま残っている村です。12-15世紀に建てられた城壁が残り、今でも住居にしている、人口500人のスラン川のほとりにある小さな村。村は昔城壁に囲まれていました。村の名前ノワイエはクルミの木という意味です。クルミの生産も盛んです。
中世のかわいいおうちや街並みがとても印象的。ちょっとした窓に植えたお花や飾りも素敵でした。78の建物が重要文化財に指定されています。
15世紀にはワインの生産と商業の街として栄えていました。歴史を伝える古い街並みを大切にまもっていると感心します。
今回は登りませんでしたが、山道を登ると古い修復中のお城があり、高台からノワイエの村を眺めることができるようです。



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スラン川に囲まれて素朴でのどかな風景
スラン川の川辺をのんびりと散歩しました。スラン川が蛇行する流れと森に囲まれたノワイエ。トリュフの産地でもあるそうです。
スラン川は自然の要塞として機能していました。牧草地と中世の建物の組み合わせがとても美しい。

まとめ
この時(2024.3月)は大雨続きでスラン川の水位が上がり、氾濫寸前でした。ブルゴーニュワイン委員会主催のテイステイング会のためにシャブリを訪れたのですが、直前まで開催が怪しまれたほどです。川の水がいっぱいいっぱいなのが分かります。それ以外はのどかな美しい村でした。
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