日本でも人気のアスパラガス、特にホワイトアスパラガスは5-6月頃のフランスで欠かせない人気の季節の食材です。オランデーズソースをかけて白ワインに合わせるのは最高です。
フランスではホワイトアスパラが定番です
日本ではグリーンアスパラガスが主流ですが、フランスではホワイトの方が多く食べられています。旬になるとフレンチレストランのメニューにホワイトアスパラガスを使ったお料理が並びます。マルシェでも高く積み上げられて、量り売りされます。画像でもホワイトの方がグリーンより目立って美味しそうに見えます。
グリーンとホワイトの違いは、同じ品種を土の中で光を遮断して栽培するとホワイト、日に当てるとグリーンになります。ホワイトのほうがシャキシャキの食感、味がこく、甘みとうま味が強いのが特徴です。フランスではホワイトが定番で、日本では主に北海道産を少しだけ見かけます。フランスでは冬の厳しい寒さを耐え、春を告げる「春の宝石」と呼ばれます。1年に一度この時期だけ見かけるので、とても珍しく見つけたら買うようにしています。
原産はヨーロッパで、日本へは缶詰のホワイトアスパラガスが明治時代にヨーロッパから輸入されたのが始まりです。ホワイトアスパラガスは栽培に手間がかかるのと傷みやすいため、日本では流通量も少なく高価です。
一方のグリーンアスパラガスはメキシコなど南半球からの輸入品も含め様々な産地から1年中流通していますが、やはり国産は5-6月が旬です。グリーンのほうが栄養価は高く、カロテンを多く含みます。
3種のアスパラガス ソースオランデーズ
北海道産のアスパラガス
毎年北海道の実家から送られてくるホワイトとグリーンのアスパラガスは楽しみにしています。産直で鮮度がよく、みずみずしく、形もきれいに揃っています。白ワインに合わせて、色々と料理するのが楽しみです。
ホワイトとグリーンのアスパラガスのグリル目玉焼きのせ、ヴィレクレッセを合わせて
ホワイトアスパラガスのリゾット生ハムのせにクレマンドブルゴーニュを合わせて
当社輸入販売のクレマンドブルゴーニュ
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まとめ
子供の時に缶詰のホワイトアスパラガスをよく食べたので、その柔らかいイメージが強かったのですが。生のホワイトアスパラガスを一度食べたらあまりの美味しさにびっくり。なるべくシャキシャキ感を残したまま料理するようにしています。季節になると食べたくなる食材です。ホワイトアスパラガスがフランスのマルシェでたくさん売られているのを見て、日本との違いに気が付きました。白ワインにぴったりの食材です。
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