カリフォルニアのワイン、ニューワールドのお手本ワイン産地

napavalley-ナパバレー

ワインの年間生産量が世界第4位のアメリカのワインについて。アメリカ西海岸、太平洋沿いにワイン産地が広がっています。アメリカのワイン生産量の9割がカリフォルニア州で造られています。

アメリカを代表するカリフォルニアワインの歴史

 

18世紀、フランシスコ会のスペイン人宣教師達と共に、ワイン作りはカリフォルニアに伝えられました。ミサ用にワインを造ったのが始まりです。19世紀半ばにはゴールドラッシュに合わせて北部カリフォルニアを中心にぶどう栽培が拡大し、その後内陸部が安価な大量生産ワインの供給地として成長しました。

しかし19世紀終わりにフィロキセラの被害、更には禁酒法によってカリフォルニアワインの生産は一時絶たれます。

禁酒法が説かれた後、カリフォルニアのワイン生産が復活します。1935年カリフォルニア大学デービス校にワイン醸造研究所が新設されました。栽培法や醸造法の研究による品質の向上を計り、本場フランスのワインにも負けないワインが生産されるようになります。1970年には品種表示されるワインが一般的になります。 テーブルワインから高品質の銘醸ワインまで多岐にわたり、親しまれています。

またアメリカは生産だけでなく、世界のワイン市場における大消費国としての重要性も高く、生産と消費の両面で世界に大きな影響を与えるワイン大国です。

1976年パリスの審判

 

1976年イギリス人ワイン商がパリで試飲会を開催し、ブラインドテイスティングで優劣を競いました。カリフォルニアワインがフランスの名だたるボルドーの赤やブルゴーニュの白を抑え、赤、白双方の部門で一位を獲得し、世界に衝撃を与えました。

このパリスの審判はワインの歴史を変えたともいわれています。約40年前、世界中の人が「ワインはフランス、フランスといえばワイン」と考え、フランスでしか高級・高品質ワインはできないと信じていました。フランス以外でも高品質ワインができることを世界中に知らしめました。ニューワールドワインの幕開けです。

ニューワールド(新世界)ワインの特徴は?

 

カリフォルニアワインの5つの生産地域

 

ノースコースト:ナパやソノマなどがある北部、高級ワインの産地

メンドシーノ レイク(Mendocino & Lake) : 有機栽培が盛ん。シャルドネ、ソービニヨンブラン、カベルネソーヴィニヨン、ジンファンデルが有名
ソノマ(Sonoma) : 引き締まったシャルドネとエレガントなカベルネソーヴィニヨンが特に有名。
ナパ(Napa Valley) : パリスの対決ワインを出しているノースコーストの優良産地。シャルドネとカベルネソーヴィニヨン、メルローが有名

セントラルコースト:太平洋沿いに広がるサンフランシスコからサンタバーバラまで、モントレーやアラメダが有名
セントラルヴァレー :内陸部に位置するカリフォルニア最大のワイン生産地、テーブルワインやバルクワイン中心
サウスコースト : サンディエゴやロスアンゼルス周辺に広がる地域、最初にワイン造りが伝えられた、テーブルワイン中心
シェラ ネバダ山塊 : ゴールドラッシュの中心地だったネバダ周辺、ジンファンデル種の生産地

カリフォルニアの気候風土の3つの特徴

ー温暖ながらも湿度が低く、年間の気候は安定して雨量がすくない。乾燥しているので、カビや病害虫を寄せ付けない。
ー北から南に流れるカリフォルニア海流が水温の低い寒流。そのため海に近いほど冷涼、内陸へ進むほど厚く乾燥している。(ぶどうの品種を変えている)
ー寒流の冷たい空気の影響で霧が発生しやすい。霧によってぶどうは強い日差しから守られ、程よく成熟したぶどうができます。

 

アメリカのぶどう品種

 

黒ぶどう
ジンファンデル(Zinfandel) : カリフォルニア全域、カリフォルニアならではのぶどう品種
カベルネソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon) : ナパヴァレー、ソノマ、メンドシーノ レイク
メルロー(Merlot) : ナパヴァレー、ソノマ
ピノノワール(Pinot Noir) : カリフォルニア(カーネロス モントレー、サンタバーバラ)、オレゴン
シラー(Syrah) :カリフォルニア全域

白ぶどう
シャルドネ(Chardonnay):カリフォルニア全域
リースリング(Riesling):モントレー、サンタバーバラ
ソービニヨンブラン(Sauvignon Blanc):カリフォルニア全域
シュナンブラン(Chenin Blanc):セントラルヴァレー
ノグリ(Pinot Gris):カリフォルニア全域

まとめ

まさにニューワールドのお手本と言えるワイン産地です。アメリカがワインの大きな消費地だったことが、この産地に大きく寄与していると思います。
パリスの審判はフランスが間違いなく一番だと信じ切っていたワインの世界で一番を獲得したことが大きく、その後のカリフォルニアワインの発展や勢いにつながったと言えます。これによってフランスの産地が危機感を持ち、その後の変化につながりました。

ちなみに「エステート」はフランスのドメーヌやシャトーと同じで「生産者元詰め」ワイナリーのことです。

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