ブルゴーニュワインの文化、歴史とクリマ(ぶどう畑)をテーマにした博物館「シテ デ ヴァン エ デ クリマ ド ブルゴーニュ(Cité des vins et des climats de Bourgogne)」が2023年6月ボーヌ、マコン、シャブリの3か所に建設されました。今回2024.3月にボーヌのシテに行ってきました。
2015年ユネスコの世界遺産に認められたクリマを広く知ってもらうための博物館
ボーヌの都市開発の一環として進められ、今後周囲にホテルや高級レストランの建設も予定されています。
広い敷地にある建物はぶどうの巻きひげを連想させ、24mの高さで最上階はパノラマのテラスで、最高の眺めです。
ワインの製造、歴史、文化などの資料展示。最後にブルゴーニュのAOCから選んだワインの試飲もできます。
入り口にあるワインボトルのオブジェ
当社輸入の村名ボーヌ
アロマを嗅ぐ
資料の展示と共に、ワインを表現するときによく使う12種類のアロマが入った丸いガラスの瓶が展示され、アロマを嗅ぐことができます。例えば、赤と黒のフルーツのアロマ。カシスや黒いサクランボなどのアロマを嗅ぐことができます。とてもわかりやすく、良い展示だなあと思いました。初めてでインパクトがありました。


下記の説明パネルは経年によるブルゴーニュワインの色の変化を説明していました。
白ワインは経年により色が濃くなり、赤ワインは反対に薄くなります。30年くらい経過すると赤と白の差があまりなくなります。

最上階パノラマのテラスからの眺め
最上階からはボーヌの街が見渡せます。コートドニュイ、コルトンの丘、コートドボーヌなどのぶどう畑も見られます。大きな敷地にはぶどうの樹も植えられていました。大きく育ったら収穫体験もできるかもしれません。

まとめ
新しいボーヌの観光名所の一つとして、このシテを訪問することを進めします。
世界遺産に登録された文化や歴史をより理解することができ、ますますブルゴーニュワインが好きになります。予約をするとワークショップへの参加もできるようです。
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