2022年5月にディジョンに新しくオープンしたシテドラガストロノミに行ってきました。
目次
リヨンに次ぐフランス2つ目の食の文化施設
フランスの食文化がユネスコの世界無形文化遺産に登録された事に関連して、フランス国内4都市に計画されている食の文化施設の2番目がディジョンにオープン。ディジョン駅から徒歩10分ほどのところにあります。
広い敷地に展覧会場、レストラン、ブラッスリー、ショッピングセンター、ワインのテイステイング カーヴ、映画館など一日中楽しめます。
フランス料理をさらに文化、芸術の域にまで高め、教育や研究ともつなげていくプロジェクトで2020年にリヨン(現在閉館中)、2022年にデジョン、2026年にパリ、その後トゥールにオープン予定です。
公式サイトhttps://www.citedelagastronomie-dijon.fr/
ワインのテイステイングができるカーヴ(La cave de la Cité)
約3000銘柄が並ぶカーブは高い天井までワインボトルが並べられており、圧巻のディプレイインパクトです。
テイステイング方法はプリペイドカードを購入し、飲んでみたいワインの機械にカードを差し込んでグラスを準備し、3種(6cl=60ml/12cl/18cl)の中から欲しい量のボタンを押すとグラスに注がれます。価格は量によって異なり、それぞれ表示されています。
せっかくなので、コルトンシャルルマーニュ、ボンヌマレ、クロデゥラロッシュを60mlづつ、テイステイングしてみました。こんな機会はめったにないのでテンション上がりました。
古い病院の礼拝堂だったところがミュゼに(Chapelle Sainte-Croix de Climats)
昔病院だった建物の礼拝堂に「ブルゴーニュのクリマ」に関する常設展が展示されています。
「フランスの食文化」と同様ユネスコの無形文化遺産に登録されている1247区画の「ブルゴーニュのクリマ」についての説明や歴史などがパネルで説明されています。
地域の高級食材のショッピングセンター(Le village gastronomique)
たくさんの食材、加工品や食に関する商品のお店が並ぶセンター。ディジョンやブルゴーニュの名産品などの専門店が並びます。
ディジョンのレアール(市場)に比べると高級なものが並んでいて、日本だとデパ地下のような感じです。
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まとめ
この他有料のディジョンの歴史と建築史に関する展示会。料理学校、ワイン学校などもありました。
この日はブラッスリーでランチ、ブラッスリーとはいえとても上品なフレンチで、ワインもグラスで量を選んで頼めました。
気になったのは、寒い冬の平日昼間とはいえ、あまり人がいなくて、長く続くかなあ?と心配になったこと。リヨンは入場料が高すぎて、閉館しているとのことです。ディジョンは基本入場料無料です。夏は外のテーブルでランチできてお天気が良ければ、気持ちよさそうでした。
シテガストロノミのブラッスリーにてランチ、グラスワインで珍しいマルサネ白を合わせました
かぼちゃのスープ、レンズ豆とモルトーソーセージ添え(Creme de potimarron, salade de lentilles et saucisse de Morteau)
スープは前菜、これにメインとデザートがついて32euro + ワイン代です
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