人気のジュヴレ・シャンベルタン、作り手違い5種の飲み比べワイン会に参加しました

ジュヴレ-シャンベルタン-Geverey-Chambertin

ポケットワインスクールで5種のジュヴェレ・シャンベルダンのテイスティング会に参加しました。

グランクリュ 「シャンベルタン」(Chambertin)を有名にしたナポレオン

ナポレオンが遠征の際に必ず持って行ったといわれる特級「シャンベルタン」は、ナポレオンが愛飲したことで有名になり、シャンベルタンしか飲まなかったといわれるほどのお気に入りでした。
名前の由来は「ベルタン氏の畑」(champ Bertin)から来ています。9つのグランクリュ(特級)の中でも最も地質が複雑なクリマで、標高270-300mの高さに位置し、最も北に位置する3つのグランクリュの一つで、熟成には長い時間がかかり、熟成しないと開かないワインです。(最低でも10年~15年)ナポレオンが愛したことで有名となり、ブルゴーニュ赤ワインの代名詞ともなるのがシャンベルタンです。日本でも「ブルゴーニュの王」として一番有名な赤ワインです。

 ジュヴレ・シャンベルタン(Geverey-Chambertin)はどんなワイン?

ジュヴレ・シャンベルタン村はグランクリュ畑9つ、プルミエクリュ26を持ちますが、プルミエクリュは栽培面積が少なく、グランクリュ畑が三分の一ほどを占めます。
ピノ・ノワールが完熟する北限に位置しています。ピノ・ノワールというぶどう品種は極端な環境に置かれた場合に最もよい結果をもたらすといわれています。

ジュヴレ・シャンベルタン村の赤ワインは力強く男性的、筋肉質、色が濃いめ(深いルビー色)で肉付きよく、タンニンが豊富なワインを生産します。カシスをはじめとする赤や黒の小果実の香りが強く、熟成するとアニマル、ムスク、毛皮、天草の香り、酸味も強く、ボディは固く、熟成するとビロードのような口当たりに変化します。ブルゴーニュ赤ワインの中でもアロース・コルトンやポマールと並び力強い、男性的なワインです。

5種のテイスティング
Geverey-Chambertin Maume 2014  今トレンドなモダンな作り方、軽め、あと2~3年くらい熟成が必要
Geverey-Chambertin VV domaine de Bellene 2011 50年以上の古木使用古典的作り、土っぽい香り
Geverey-Chambertin Domaine Camus Pere et Fils 2011 昔ながらの古典的作り方、野性的な香り
Gevery-Chambertin Courtiers Selections 2006 複雑な香り
Geverey-Chambertin 1er Cru Romuald Valot  1994 古いヴィンテージで、オレンジがかった色、熟成が進み、酸が溶け込んでタンニンを強く感じました。飲み頃

ジュヴレ・シャンベルタン村は畑が広く、旧国道を越えてぶどう畑が東側に広がっている

村名クラスのぶどう畑は3つの区域に分けられます。ラヴォー渓谷をはさむ両側の2つの斜面と、ふもとまで続く扇状地の区域です。コート・ド・ニュイの村名としては最も栽培面積が広く生産量も多い村です。

ぶどう栽培の歴史は紀元前1世紀までさかのぼり、中世の630年からべーズ修道院が中心になり開墾をしました。今日のクリマの概念はジュヴレ・シャンベルタン村から始まりました。中央にあるコンブ・ラヴォーの谷を中心に二つの丘に分かれ、南の丘には9つのグランクリュ、北の丘にはプルミエクリュの畑があります。

北側のコート・サン=ジャック - プルミエクリュと村名畑
南側のコート・デ・グランクリュ - 9つのグランクリュ畑と村名畑
中央の扇状地 - 村名畑

もう一つの特徴として、ジュヴレ・シャンベルタン村は旧国道74号線よりも東側まで例外的にAOC村名区画が広がっています。コンブ・ラヴォーから何億年もかけて流されたまった堆積物が扇状地を形成し東側の部分にまで石灰質の美味しが広がっているためです。道路の東側の区画でも非常に素晴らしいワインを生み出しています。

栽培面積が広く、村の中で地層や気象条件も異なることからできるワインに差が大きいため、AOC村名については3つの地区をブレンドすることがほとんどです。

鴨肉と赤ワインのマリアージュ、 シャンベルタンを合わせて

9つのグランクリュのクリマの違い

最も有名で高価、力強く、別格なのは

マジ・シャンベルタン(Mazis-Chambertin) 渓谷からの北風、骨格がしっかりとし、野性的
シャンベルタン・クロ・ド・べーズ (Chambertin Cros de Beze) 最上クリマ、繊細、優雅、女性らしいワイン
シャンベルタン (Chambertin) 最も複雑なクリマ、硬い男性的ワイン

この3つのクリマは最も北に位置し、開いて飲み頃までは熟成に10年~15年と長い時間がかかります。

最も飲みやすいクリマは

シャルム・シャンベルタン (Charmes-Chambertin) シャンベルタンの真下にあり、女性的でソフト、果実味豊かな丸みがある
シャペル・シャンベルタン (Chapell-Chambertin) チャペルが由来、果実味豊かでシャルムより固め

この2つのクリマは繊細なテクスチャのワインで、数年で飲めるようになります。

コスパが良いとされているのは

ラァトリシェール・シャンベルタン(Latricieres-Chambertin) ミネラルが強く、引き締まったボディで硬い

その他
マゾワイエール・シャンベルタン (Mazoyere-Chambertin)シャルムに似ている、土砂の堆積に覆われている
グリオット・シャンベルタン (Griotte-Chambertin)熱がたまりやすく、果実味豊かである
リュショット・シャンベルタン (Ruchottes-Chambertin)マジの真上、石灰岩の岩盤の上にある表土が薄く痩せた土壌、酸味が高い

Home & Kitchen Onlineのシャルム・シャンベルタン、当たり年といわれる2009年です

Amazonで見る

ネット通販

Home & Kitchen Online

購入はこちら
ジュヴレ-シャンベルタン-Geverey-Chambertin

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください