シャブリから約15キロに位置するポンティニー修道院(Abbaye de Pontigny)は1114年に創設されたシトー会の修道院です。長さ108m、地上4,000㎡のフランス最大のシトルシアン記念碑、緑の麦畑に囲まれ、ぽつんと建っている修道院教会です。
12世紀に建てられたユニークな修道院
ロマネスク様式とゴシック様式が融合し、真っ白な石が印象的な修道院教会です。空間と光と白い石で余分な装飾を省き、そのシンプルさは中世の面影をそのまま残しています。設立後まもなく修道士により、この地方ではじめてシャルドネ種によるワインの製造を行い、今もシャブリとして世界中に知られています。フランス革命で修道院の建物は破壊されましたが、教会部分のみが現在も残っています。1840年にフランスの歴史的記念建造物に認定されました。
当社輸入のシャブリセット
聖母像は両手にワインボトルをぶら下げている
なんともシャブリらしい、聖母像がワインボトルを持っています。
教会出口からの道
まとめ
派手な装飾はないけれど、白い石と光の美しさがなんとも言えない中世の雰囲気を出していて、とても素敵な教会だと思いました。シャブリにお越しの際は是非、お立ちよりください。
コメントを残す