ブルゴーニュ地方のワイン祭り「栄光の3日間」、2019年は11月15~17日

オスピス・ド・ボーヌのオークション-encheres

ブルゴーニュ地方「ボーヌ」の街を中心に毎年11月の第3週の土曜日を挟む3日間開催されるフランスで最も有名なワイン祭り「栄光の3日間」(Les Trois Glorieuses レ・トワ・グロリユーズ)について

3日間のお祭りの最大イベントは日曜日午後からの「オスピス・ド・ボーヌ」のワインオークション

 

世界中のワイン商が集まるワインのオークション、2019年、第159回目が開かれます。その年のブルゴーニュワインの値段を決めるとも言われる、ワイン商・ワイン愛好家にとって欠かせない情報であるオスピス・ド・ボーヌ(ボーヌ施療院)の慈善オークションです。 オークションはイギリスのオークションハウス「クリスティーズ」により行われます。昨年は女優のナタリー・バイ氏、作家でありアカデミー・フランセーズ会員でもあるエリック・オルセナ氏が参加しました。

現在、病院は「オテル・デュー」から別の場所に移されましたが、病院の設備を賄うためのワイン造りと販売は続いています。ボーヌ市街中心の「オテル・デュー」は博物館となり、見学ができます。

多くの人が会場外からモニターを通してオークションの様子を見守っています。フランス国営テレビ「フランス3」からの生中継も放映されます。

ボーヌのワインオークション「オスピス・ド・ボーヌ」

2017年は50キュヴェ(銘柄、33の赤ワイン・17の白ワイン)合計787樽(白は157樽、赤は630樽)約17億円で取引されました。
オスピスは約60ヘクタールのぶどう畑を所有し(そのうち85%が特級グラン・クリュと1級プルミエ・クリュ)です。
午前中にオスピスの醸造所にて行われる事前試飲会で、すべてのワインが試飲できますが、50銘柄すべて試飲するのに2時間半以上かかります。そして午後からオークションが開催されます。

2018年にはフランスの生物学・医学研究機関であるパスツール研究所への寄付されました。

「オスピス・ド・ボーヌ」の支配人で初の女性栽培・醸造責任者、リュドヴィン・グリヴォー氏です。

土曜日はクロ・ド・ヴージョで利き酒騎士団の入団式と晩餐会

 

お祭りのイベントの始まりとして、ブルゴーニュに1934年に設立された「ブルゴーニュ利き酒騎士団」(シュバリエ・ド・タストヴァン)という大規模なワインソサエティーが、騎士団の拠点となる「シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョ」(12世紀から始まるシトー派の修道僧によるワイン造りの歴史が始まった畑にあるシャトー、現在はワイン関連の博物館)にて今年新しくシュバリエに任命された方々の入団式と晩餐会を開催し、華やかにお祭りが開幕します。

ボーヌの街が屋台や大道芸で賑わいます

このお祭りの期間中、ボーヌの広場にはワインの試飲会、チーズやハム、エスカルゴ、マスタード専門店、いろいろなトリュフ、ブフ・ブルギニヨン、生牡蠣など、ブルゴーニュ名物の屋台がびっしりと並びます。また街周辺にあるカーブ(ワイン蔵)でも有料でさまざまなワインを試飲できます
大道芸など多くのストリートパフォーマンスや民俗衣装を着た人達のパレードが繰り広げられにぎやかな雰囲気になります。ホテルの予約は1年前から取らないと難しいほど、一年に一度多くの人で賑わいます。 最近はボーヌ発のハーフマラソン大会も行われています。

 

最終日の収穫を祝う大晩餐会

 

ボーヌ南の「シャトー・ド・ムルソー」でワインの収穫を祝う農家のため大晩餐会及び文学賞の決定が行われ、お祭りは閉幕します。
ワイン関係者のみが参加できる晩餐会で、ブドウの生産に携わった者同士でその年の収穫を祝い、またワイン農家の人たちが、自身が作ったその年のワインをワイン業者に紹介するための場ともなっています。晩餐会は、昼食の時間帯から夕方遅くまで行われ、毎年盛り上がりを見せます。

フランスの歴史ある慈善活動のためのプレミアムワイン「オスピス・ド・ボーヌ」のオークションに1本から参加

オークションへの参加はこちら
(次のオークションは2020年11月となります)

まとめ

オークションは間違いなくワイン祭りの中心的、歴史的存在です。お祭りを大きく盛り上げ、ブルゴーニュワインの発展に寄与しています。

 

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