グラン ジュール ド ブルゴーニュ(Les Grands Jours de Bourgogne)に参加して

Les Grands Jours de Bourgogne

2年に一度開催されるワイン業界者向けのブルゴーニュワインのテイステイング会(試飲会)に1週間参加しました。一度2020年に参加予定予定でしたが、コロナにより直前に中止となり、その後行く機会を伺っていました。2024年初めての参加です。

世界各国からワイン業界の関係者が集う大テイステイング会

グラン ジュール(Grands Jours de Bourgogne)は30年以上の歴史があり、1992年より隔年で開催されていて、今回は17回目。この試飲会、参加できるのはワイン業界のバイヤー(輸出・輸入者、卸、エージェント、レストラン、ワインショップ等)のみです。

世界約50か国からバイヤー、ソムリエ、ジャーナリスト約2,000人などが参加し、1,000以上の生産者による6,000銘柄以上のワインが出展されました。2024年3月18-22まで、毎日決められた地区があり、1週間開催されました。

各会場に行くと入り口で入場バッチをスキャンされ、ワイングラスと紙コップを手渡され、それを持って各ブースを回ります。

月曜日 シャブリ
火曜日 コートドボーヌ
水曜日 マコネ(マコネのみボーヌの会場)
木曜日 コートシャロネーズ (メルキュレの会場)
金曜日 コートドニュイ

仮設テントで造られたシャブリの会場、入り口にはパネルがありました。

Les Grands Jours de Bourgogne

コートドボーヌのムルソーの会場はワイン樽工場、奥に樽が積み上げられています
Les Grands Jours de Bourgogne

テーマごとのテイステイング会も同時に開催

コートドニュイ、ニュイサンジョルジュで、アルベールビショー社が所有するシャトー デュ クロ フランタン(Chateau du clos Frantin)にてLes Bio Rencontres(ビオディナミワインのみ)のテイステイング会が開催されました。

chateau du clos frantin

取引先のドメーヌマルセルクチュリエのブース(マルセルの息子さん)

Les Grands Jours de Bourgogne

テイステイングの合間に近くのChateau Grisに連れて行ってもらいました。元々ドメーヌルペショーレの夏のバカンス用の別荘だったところで、石壁で囲われたぶどう畑にあるシャトーからの眺めは最高でした。

chateau Gris

 

メルキュレの会場では豪華なビュッフェランチ

メルキュレの会場では着席の本格的なビュッフェランチが無料で振舞われ、メルキュレのドメーヌの有名な方も、両手に赤ワインと白ワインを持って、ワインをサービスしていました。コートドールから少し離れたところにあるメルキュレではなるべくたくさんのバイヤーに来てもらおうと豪華なランチを振舞っていました。とても素敵な紳士。

Les Grands Jours de Bourgogne Les Grands Jours de Bourgogne

当社輸入のコートシャロネーズ

まとめ

ブルゴーニュにはこんなに小さなドメーヌがたくさんあるんだと実感しました。種類が多すぎて、絞らないとなかなかテイステイングするのは難しかったです。

とにかく多くの業界人が集まるので、情報収集や新しいワインのテイステイング、合間に商談や買い付けなど、とてもアナログなテイステイング会ですが、実の多い体験でした。会場へはNavette(シャトルバス)が用意されていて、アクセスも便利でした。

 

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