低温輸送リーファーコンテナとは、ワインの輸入で使われるわけ

低温輸送リーファーコンテナ

ワインのバックラベルによくみる「リーファーコンテナ」とは何か? 普段あまり聞かない言葉ですが、ワインには不可欠でした。

船便輸入は約1か月半の間、赤道直下も含め長旅

初めてワインを輸入するにあたり、「リーファーコンテナ」について調べてみました。

ブルゴーニュワインの街ボーヌからはフランスの北にあるルアーブルの港から日本向けに船が出ています。

大西洋から地中海、エジプトのスエズ運河を通って紅海を抜け、インド洋、マラッカ海峡を経て東京湾に到着します。約1か月半の間赤道直下も含め長旅となるため、ワインの輸入の際は温度調整が可能な「リーファーコンテナ」を使用するのが一般的になっています。

ワインのラベル(エチケット)にリーファーコンテナ使用と書いてあるのはこのことです。
ボトルが重いワインは船便での輸送が一般的ですが、空輸に比べ長い時間がかかり、赤道も通過するためこのコンテナが必要となります。

リーファーコンテナは内壁と外壁の間に断熱材が入っており、断熱、保温、保冷性能に優れています。室内機一体型の冷蔵ユニットが装着されています。内装はステンレスで水洗い可能、内部を清潔な状態に保てるようになっています。

輸送中の内部温度を一定に保つことができるため、ワインの劣化や腐敗を防ぐだけでなく、鮮度と品質を保った状態で輸送が可能です。

大きな温度の変化がワインに最も悪影響を及ぼす


大きな温度の変化がワインに最も悪影響を及ぼす
とされています。一定の温度に保つことが大変重要となります。

初めてのワインの輸入にあたり、もちろん私もこのリーファーコンテナを使うことにしました。予約した船は2/21にルアーブルを出港します。待ち遠しい限りです。3月末にはは東京港に入港予定です。

東京港に入港した後も低温管理の保管ができるワイン用の倉庫にて保管予定です。輸入したワインを美味しく召し上がっていただけるようにと思います。

2018.6.13追記

Home & Kitchen Onlineの契約している低温管理ワイン倉庫です。東京都内にある保税倉庫です。
夏は涼しく、冬は暖かく感じます。倉庫には様々な国のワインがたくさんあります。

2018.8.5追記

今年のように長く続く暑い夏は特に低温管理倉庫にワインを保管して良かったと思います。ヴィンテージが古めのものも, ここなら安心です。

まだまだ熟成しそうなワインは売るのがもったいないと思ってしまいます。笑

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まとめ

 

日本の夏は特にワインの保管には適さない暑さです。実は暑いだけでなく、温度が低すぎるのもワインにはよくありません。一定の温度に常に保ち、動かさないことが大事です。ワインは瓶の中でゆっくりゆっくり熟成します。ご家庭での保管にもご注意ください。

当社がリーファーコンテナで輸入販売している白ワインセット

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