プイィフュイッセ AOCプルミエクリュ(1級)が認定される、マコネ地区唯一の1級

プイィフュッセ

プイィフュイッセ (Pouilly-Fusse)に新しく2020年産からAOCプルミエクリュ(1級畑が認定される

プイィ フュイッセはブルゴーニュの南にあるマコネ(Maconnais)地区で生産されるシャルドネ種の辛口白ワインです。10年前から申請し、認定の噂が出ていましたが、正式には2020年の収穫分からとなりました。フィロキセラまではガメイ種が植えられていましたが、植え替えの際にシャルドネに変え、白ワインの生産を始めました。

マコネ地区は4つの小さな村でぶどうを生産しています。

フュッセ(Fuisse)
ソリュトレ(Solutre)
プイィ(Pouilly)
ベルジソン(Vergisson)

村名AOCは5つ

ヴィレクレッセ(Vire-Clesse)
プイィフュッセ(Pouilly-Fusse)
プイィヴァンゼル(Pouilly-Vinzelles)
プイィロシェ(Pouilly-Loche)
サンヴェラン(Saint-Veran)

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マコネ地区ワインの特徴

コートシャロネーズの南に約50Km近く続く広い丘陵地帯で、生産量の85%が白ワインです。ブルゴーニュの白ワインで有名なボーヌやシャブリに比べるとコストパフォーマンスが高く熟成度の高いシャルドネから造られる白ワインです。ソリュトレ・プイィ村にプイィ山という標高550mの石灰岩でできた山があり、シャルドネ種のぶどう栽培に適しています。

ワインは、明るい緑色を帯びた黄金色で、辛口ですが、やさしく繊細な味わいです。ミネラル、アーモンドやヘーゼルナッツ、柑橘類、白い花、バター、はちみつなどテロワールからくる味の違いを楽しめます。

その中で村名クラスのプイィフュイッセはよく知られており、今までは村名クラスのみでしたが、2020年産からプルミエクリュ(一級畑)が新しく認定されました。市場に出回るのが楽しみです。

余談ですが、よく似た名前でプイィフュメ(Pouilly Fume)はブルゴーニュではなく、ロワールのワインです。ソーヴィニヨンブラン種のぶどうで全く異なりますので、ご注意を。

当社が輸入販売するプイィフュイッセ

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