ブルゴーニュ 名醸白ワインのコート・ド・ボーヌ

コート・ド・ボーヌ コルトン

ブルゴーニュの5つの地区の中でもコート・ドール(黄金の丘)の南側、高級な白ワインで有名なコート・ド・ボーヌ(Cote de Beaune)

ブルゴーニュの特級(グラン・クリュ)9つの最高格付けグラン・クリュ(特級)畑がある地区です。特に高品質のシャルドネから造られる力強くスケールの大きい長期熟成型白ワインが有名です。
コート・ド・ボーヌは北側のコート・ド・ニュイ地区と比べて長さも幅も広く、傾斜はなだらかで、南向きがの畑が多いのが特徴です。コート・ド・ボーヌの村々は谷間の奥にまで続き、斜面の入り組んだ複雑な地勢をしている村も多くみられます。またコート・ド・ボーヌの特徴はジュラ紀後期の泥灰土(マール)が豊富なことで、シャルドネ種のぶどうがその本領を発揮します。

特にムルソーの南からピュリニ村、シャサーニュまで連なっている丘は最高級の白ワインを生む斜面として「コート・デ・ブラン」(Cote de Blanc)と呼ばれています。

意外ですが、生産量は赤ワインの方が60%と多く、コート・ド・ニュイに比べるとリーズナブルなピノ・ノワールから造られる質の高い赤ワインがあります。コート・ド・ニュイが赤ワインで有名なのに対し、コート・ド・ボーヌは白ワインが有名ですが、実は上質な赤ワインがたくさんあります。コルトンが唯一赤のグラン・クリュ(特級)畑ですが、ポマールヴォルネイなど良質な赤ワインがあります。赤ワインは白ワインに比べ比較的価格が抑えられ、赤ワインで有名なコート・ド・ニュイに比べるとリーズナブルで入手できます。反対に白ワインは最近かなり価格が高騰しています。

コート・ド・ボーヌの特にお勧めな9つの村を北から順に

コート・ド・ボーヌ

Aloxe-Corton(アロース・コルトン)

ヘビー級のコルトン・シャルルマーニュとコルトンの実力。コルトンの丘にあり、最も日照量の多い斜面に広がった村です。斜面の上部はシャルドネ、中部と下部にはピノ・ノワールを植ていて、赤と白の特級畑が仲良く並んでいるコルトンの丘ならではの景色です。筋肉質で強靭なボディを持つ白ワインとけた外れに長命な赤ワインが産出されます。8世紀にシャルルマーニュ大帝が一部のぶどう畑を所有しており、その名が残っています。2つの特級畑があります。

Savigny-Les-Beaune(サヴィニ・レ・ボーヌ)

潔い美しさと内に秘めた情熱。洗練された赤・白を同時に造っている村。グラン・クリュはないけれど、同じ畑から生まれる赤と白のワイン派ともに美しい酸味と美しい果実味がバランスよく迫ってくる点が魅力的です。赤ワインの効いた情熱的で力強いタイプから、繊細で可憐なタイプまで。生産量の%の白ワインははつらつとしたミネラルが豊かで、しかも滑らかさがあります。

Beaune(ボーヌ)

ワインの首都ボーヌ、ぶどう畑の広さはコート・ド・ボーヌ随一。古くワインの集積地として発展してきた街です。95%が赤ワイン、そのうち一級畑が70%あります。北は厚みや固さがあり、中央部はふくよかなタイプ、南は繊細といわれています。畑はほぼ南東向きに面していて日照量が多く、熟した果実味のボリュームのある、ふっくらとした味わいの魅力的な赤ワインが産出されています。

Pommard(ポマール)

端正な輪郭を持つ男性的な赤ワイン。粘土の多い土壌からがっしりとしたフルボディのワインができます。丸み、、華やかな香りと濃厚な果実味があり、長期熟成に向きます。

Volnay(ヴォルネ)

エレガンスの縮図のような優美な赤ワイン。ポマールが男性的なのに対し、ヴォルネは女性的、ボディはしなやかで繊細さが個性になっています。女性的ということでシャンボール・ミュジニとよく比較されますが、より野性的なフルーツや土のニュアンスが感じられます。

Meursault (ムルソー)

ナッティでバタリーなテイストで贅沢な味わい。世界的に人気のある白ワイン。白ワインは炒ったアーモンド、バターのアロマ、味わいはリッチで厚みがあります。粘土の比率が高いのでボリュームがあり肉厚でコクのあるワインです。酸味が穏やかなので、熟成が進むのが早く、ナッツ、バターのフレーバーが早い時期から現れます。

下記の3つのプルミエ・クリュ(一級)は3大ムルソーと呼ばれています。

Les Perrieres(レ・ぺリエール)
Les Charmes(レ・シャルム)
Les Genevrieres(レ・ジュヌヴリエール)

Puligny-Montrachet(ピュリニ・モンラッシェ)

気高くて才気煥発な白ワインの里。世界一高貴で複雑なシャルドネの白ワインを生む村です。ムルソーの南に位置する村。世界最高峰といわれる有名な辛口白ワイン。「ル・モンラッシェ」を生産しています。最上級のモンラッシェの畑が2つの村にまたがった丘にあったため、ピュリニ村と隣のシャッサーニ村の名前を取ってそれぞれのアペラッションになりました。透明感のある光り輝く風や水を連想させる魅力的なワインが多く、その華やかさや上品で強靭なミネラルはワイン愛好家を虜にします。ミネラルと酸味が合体して絹糸のように繊細に広がるという特徴がワインに表れます。4つの特級畑があります。

Chassagne-Montrachet(シャサーニュ・モンラッシェ

グラマラスな白と牧歌的な赤の里。ムルソーから続く高級白ワインの産出するコート・デ・ブランの丘の最終地の村です。なだらかな斜面の上部は白のシャルドネ、下部には赤のピノ・ノワールを植えており、赤ワインの生産が35%ほどあります。白ワインはムルソーよりオイリーではなく、白桃や黄桃のフルーティさが目立ちます。ミネラルが強く、クリーミーで丸みがある、グラマラスな白です。赤サインはお隣のサントネに近く、しっかりしたタンニンを持つかっしりとしたフルボディでニュイ・サン・ジョルジュやポマールに似ているといわれています。3つの特級畑があります。

Santenay (サントネ)

ジュヴレをソバージュにしたようなたくましい赤ワイン。コート・ド・ボーヌの最南端の丘にある村。栽培地は標高 215-450mの斜面の南東向きに理想的に広がっています。コート・ド・ニュイと同じ母石(酸化鉄を含む石灰岩質の土壌)を持つ赤主体のアペラッションのため、赤ワインは力強く野性味にあふれ、たくましく、肉付きの良い果実味に屈強なタンニンが組み込まれているようなスタイル。1%ほど造られている白ワインはフルーティでボリュームがあります。

どのAOCも甲乙つけがたいのですが、個人的にはムルソーが好きです。初めて飲んだ時の衝撃は今でも忘れません。「こんな美味しい白ワインは初めて」と思いました。ムルソーについて
赤ワインについては価格の割にお得なサントネがお勧めです。

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